ヨコ型リーダーシップとタテ型リーダーシップ
2020年5月10日
平素はお世話になります。
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「ヨコ型リーダーシップ」と言う言葉があります。
これは、リーダーが命令権限のある自分の部下にビジョンや進むべき方向を示し、彼らのモチベーションを高め、さらに先頭に立って組織を引っ張り、目標達成に責任をもつといった「タテ型リーダーシップ」に”対する”概念です。
つまり、「ヨコ型リーダーシップ」とは、
タテ型序列を前提としない、直接権限の及ばない相手に対し、間接的な影響力で行動を促すものをいいます。
「ヨコ型リーダーシップ」を発揮して、大きなシナジー効果を生もうとするものと言っても良いと思います。
平時で、ある程度予測可能な環境の場合、リーダーが問題解決の方法を熟知している場合などは、「タテ型」のリーダーシップが効率的で、間違いをおこすことも少ないと思います。
ただし、現在のような過去に前例がなく、予測不能な変化がおこりうるような「有事」の場合、チームの構成員一人ひとりの考えや経験、アイデアや情報を持ち寄って、より適切な解決方法を見出し、協働で取り組んでいくことを促すようなリーダーシップも重要ではないでしょうか?
【ヨコ型リーダーシップ】には、これといったマニュアルや方程式があるわけではなく、チーム構成員それぞれが自分の持ち味や強みを生かし、ステークホルダーに影響を及ぼしていくようなリーダーのイメージだと思います。