ロバート・カッツの理論とビジネスコーチング
2014年2月24日
平素はお世話になります。
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ヒューマネコンサルティング株式会社です。
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先日、ビジネスコーチングスキルのブラッシュアップのために研究会に参加しました。
そのなかで、あらためてビジネスコーチングには、
ロバートカッツの理論が根底に流れていると感じました。
ロバートカッツの理論とは、ハーバード大学の教授ロバート・カッツ氏が1955年に発表した、管理職の人材評価システムや人材育成プランを作るうえで基盤的な役割を担っている理論のことです。
カッツの理論では、求められるスキルとして「テクニカルスキル」、「ヒューマンスキル」、そして「コンセプチュアルスキル」の3つを挙げています。
そして、ビジネスコーチングではこれら3つスキルに対して、
クライアントによってその割合は異なえど、コーチング、実行支援して行くことだとあらためて感じました。
ちなみに3つのスキルとは、以下のようなものになります。
●テクニカルスキル
「オペレーションスキル」「業務遂行能力」とも呼ばれ、
自らが担当する業務を遂行するのに必要な専門知識や技術のことを指します。
仕事をするうえで、最前提となるスキルと言っても良いと思います。
●ヒューマンスキル
「対人関係能力」とも呼ばれるスキルで、
上司や部下、同僚、顧客、得意先などの相手方と上手くコミュニケーションをとる能力です。
●コンセプチュアルスキル
「概念化能力」とも呼ばれるもので、
周囲で起きている事象や状況を構造化し、問題の本質をとらえる能力のことです。
問題を見極めて解決するためには、情報を収集し、全体を把握、将来を予測して、解決策を具現化するという多くの能力が必要だと思います。
研究会では、どれか一つの論点に決めつけてコーチングするのではなく、
クライアントの「ビジネス成功のために」、「コーチングを受けようとしている目的のために」、
あらゆる方向から支援策を探ることの重要性を再認識しました。
弊社、
最近、このカッツの理論やグッドマンの法則をベースにした講演依頼が多くなっています。http://humane-c.co.jp/seminar.html
また、そのエッセンスを活かした社員教育事業、企業研修事業 (http://humane-c.co.jp/training.html)を請けたまわっていますので、
お気軽にご相談頂ければと存じます。
http://humane-c.co.jp/training.html#5173358978473075