ホワイトカラー・エグゼンプションとは?
2013年8月28日
平素はお世話になります。
中小企業の経営資源応援企業、関東経済産業局認定 経営革新等支援機関
ヒューマネコンサルティング株式会社です。
各種補助金申請、創業、経営計画策定、社員教育、営業力向上はお任せください。
このたび政府が、
一定水準以上の収入がある会社員を対象に週40時間が上限といった労働時間の規制を適用しない「ホワイトカラー・エグゼンプション(労働時間の規制除外制度)」の実験的な導入を検討していることがわかりました。
これは、年収800万円を超えるような課長級以上の社員を想定しており、一部の大企業で特例的に認める方針とのことです。
政府は、今秋の臨時国会に提出予定の「産業競争力強化法案」に、先進的な取り組みを行う企業に対して規制緩和を特例的に認める制度「企業実証特例制度」の創設を盛り込む予定で、すでに大手企業数社が導入を検討しているといいます。
具体的には、
同制度の適用を受ける社員に対しては、企業が一定の年俸と成果に応じた給与を支払います。
その場合、労働基準法で定められている時間外労働に対する残業代が支払われないほか、
休日や深夜勤務での割り増しなどもなくなります。
その代わり、繁忙期に休日返上で集中的に働き、閑散期に休みをまとめてとるなど、
自分の裁量で働き方を選べるようになります。
要は、「働いた時間に関係なく、成果に対して賃金が支払われる仕組み」といったところでしょうか?
これによって在宅勤務の活用などが進むかもしれません。
多様で柔軟な働き方が実現することは良い事だと思うのですが・・
いずれにしても、セーフティーネットが整備されたうえで、
人々がイキイキと働く場所や形態(ワークライフハピネス状態)があって、その上で生産性も向上することを願ってやみません!