「リーダーシップ」と「マネジメント」の違い
2012年7月13日
平素はお世話になります。
中小企業の経営資源応援企業、関東経済産業局認定 経営革新等支援機関
ヒューマネコンサルティング株式会社です。
各種補助金申請、創業、経営計画策定、社員教育、営業力向上はお任せください。
昨日は「リーダー」研修を行って来ました。
御参加の皆様、大変お疲れ様でした!
さて、
ここで良く出る論点ですが、
「リーダーシップ」と「マネジメント」の違いについてです。
諸説ありますし、個々の感覚によっても意見の分かれるところかと思いますが・・
ちなみに本日は、
ジョン・P・コッター氏の説をご紹介します。
おおよそ以下のようなことを述べていますので、ご参考まで。
「リーダーシップ」は、組織をより良くするための変革を成し遂げるものであり、
①進路の設定
②人心の統合
③動機付けと啓発
などを行うものである。
それに対し、「マネジメント」は、
複雑な環境にうまく対処し、既存のシステムの運営を続けるものであり、
①計画立案と予算策定
②組織化と人材配置
③コントロールと問題解決
などをおこなうものである。
氏は、変革の時代に必要なものはリーダーシップであり、
その重要な要素を「リーダーの掲げるビジョン」であるとしています。
そして、
組織においては、「マネジメント」と「リーダーシップ」のどちらかが優先劣後するようなものではなく、
(それぞれの役割や課題達成プロセスなどの違いを明確にした上で)同時並行的に必要なものとしています。
たしかにこの「どちらかが優先劣後するものではない」というところは共感します。
そして、実際にうまく行ってる組織では、サブリーダー的存在(ナンバー2)が、リーダーと分担して「マネジメント」を担っているケースが多いものです。