平均寿命と平均余命
2012年6月2日
平素はお世話になります。
経営相談、社員教育・研修、FP相談等 ヒューマネコンサルティング株式会社 代表の阿部です。
本日はFP的話題ですが、一昨日の31日、
厚生労働省は、2010年の日本人の平均寿命について、
女性が86・3歳、
男性が79・55歳になったと発表しました。
これは、
5年に1度の国勢調査に基づく「完全生命表」によるもので、
毎年発表している「簡易生命表」の確定版にあたります。
2005年の前回と比べると、女性は0・78歳、男性は0・99歳延びました。
では、たまに聞かれますが、
「平均寿命」と「平均余命」はどう違うのか?についてですが・・
「平均寿命」は、生まれたばかりの人がこれから何年生きていられるか?という年月の平均値です。
これに対して、「平均余命」は、今まで何年か生きてきた人が更に何年生きられるか?という年月の平均値になります。
「平均余命」は各年齢ごとに、後何年位生きられるかが示されており、
例えば、厚生労働省ホームページの平成22年、主な年齢の平均余命によれば、
現在60歳の男性であれば、22,84年とありますので、
60歳+22,84で、82~83歳くらいまで、平均的に生きられるということになります。
つまり、今回発表の男性の平均寿命79,55歳よりも、平均余命の方が長くなると言う訳です。
いずれにしても、「長い老後」・・