最近の原油価格動向
2012年6月21日
平素はお世話になります。
経営相談、社員教育・研修、FP相談等 ヒューマネコンサルティング株式会社 代表の阿部です。
同じ「コモディティ」でも、
ここのところ、「金」価格や「プラチナ」価格が強含んでいるのに対し、
「原油」価格は、軟調な地合いが続いています。
5月のWTI先物の下げ幅は、約18%と3年5ヶ月ぶりの大きさとなり、
先日12日には約8ヶ月ぶりの安値をつけました。
これは、
欧州債務危機に伴う世界景気の減速懸念や、
それを発端にした中国など新興国の予想外の需要鈍化、
そして、目先での地政学リスクの後退
などのために、売りが優勢になっているものと思われます。
さて、そのような中、
筆者の当面の見解ですが、
①依然としてイラン問題がくすぶっていること
②OPECが事実上の減産合意したこと
③サウジアラビアが一時的に減産する可能性があること
④先進国を中心に各国が金融緩和に動きそうなこと
などをポイントとして、
状況によっては、再びマネーが流入し、相場反転の可能性があると考えています。
詳しくは、↓ も参考にして頂ければ幸いです。