「経営理念」の重要性
2012年5月19日
平素はお世話になります。
経営相談、社員教育・研修、FP相談等 ヒューマネコンサルティング株式会社です。
昨夜は、新宿にて、とてもハイソサエティな皆様の前で、
経済と経営についてお話しさせて頂きました。
金曜日の夜にもかかわらず、御参加されました皆様、
大変お疲れ様でした!
有難うございました。
さてその中でも触れたのですが、
「経営理念の重要性」について。
そもそも「経営理念」とは何でしょうか?
諸説あるでしょうが、
筆者の中では、「世の中の環境がいかに変わろうが、経営者や社員の心の支えとして、大きな影響を与える精神的柱」、
あるいは、「経営判断や戦略の拠り所であり、意思決定に大きく影響する価値観」
などと考えています。
つまり、
「経営方針」・「事業目的」・「コンセプト」などといったものは、時代の移り変わりとともに変化する中層の概念ですが、
「経営理念」はいかなる場合もブレない、最高層の概念と言えるのではないでしょうか?
ですから、「経営理念」がない場合は、
従業員をまとめる為の価値基準が存在せず、チームワークが生まれにくかったり、
若干の悪環境でも、精神的な柱がない為に踏ん張りきれなかったり、
経営方針や戦略が毎年脈絡もなく、大きく揺らいでしまい、組織や社員がついていけない・・
等と言った弊害が生まれてしまうのだと思います。
だからこそ、
「うちには理念があるから大丈夫!」
と安心する前に、「それは、御題目になっていないか?」
その理念は「なぜ必要か?」「なぜ?」「なぜ?」と問いかけ続ける必要があると思います。