米フェイスブックの上場
2012年5月18日
平素はお世話になります。
経営相談、社員教育・研修、FP相談等 ヒューマネコンサルティング株式会社 代表の阿部です。
昨日17日のニューヨーク株式相場は、
欧州の金融システムに対する不安が再燃し、大幅安となりました。
ダウ工業株30種平均は前日終値比156.06ドル安の1万2442.49ドルと5営業日続落し、
約4カ月ぶりの安値を更新しておわりました・・
さて、そのような中、本日18日、
米ナスダック市場に、SNS最大手の米フェイスブックが上場を予定しています。
これに対し、投資家のみならず、金融機関などの注目度も高まっているようです。
それは、
ここのところ、国内外のSNS関連株に投資する投資信託の販売が伸びているほか、
時価総額で最大規模クラスとなるIT企業の上場を機に、
正にここのところの株価低迷などで加速する投資家離れを食い止めようとする、
金融機関の思惑も働いているものと思われます。
筆者、
1月にフェイスブックの上場に関して、書いていました。
↓
フェイスブックの株式上場 http://humane-c.co.jp/2012/01/0125.html
米フェイスブックは上場後、時価総額が8兆円超になるとの見通しもあり、
これは、東証1部で時価総額2位のNTTドコモの5兆6千億円をもいっきに凌ぐものとなります。
いずれにしても、大型上場になることは間違いなく、
上場時の価格やそれ以降の動きが
投資家や金融機関にとって「いいね!」となるのか?
親指が下に向いてしまうのか?
今後の、SNS関連のみならず、相場全体を見通す上でも、
当面、日米ともに注目が集まると思います。