人口減少化のビジネスモデルとワークライフバランスの重要性
2012年1月4日
平素はお世話になります。
経営相談、社員教育・研修、FP相談等 ヒューマネコンサルティング株式会社 代表の阿部です。
本日から仕事始めの方も多いと思います。
本年も宜しくお願い致します。
さて、昨年大みそかの31日、厚生労働省は、平成23年の人口動態統計の年間推計を発表しました。
出生数は出産適齢期の女性の減少などで105万7千人となり、昭和22年の統計開始以来最少となる見通しで、
一方死亡数は震災の影響もあり、126万1千人と過去最多に拡大したとのことです。
日本在住の日本人の人口は、20万4千人減少することになります。
これは、初めて自然減が10万人を突破した前年(12万5千人)を大幅に上回り、戦後最大の減少幅となります。
本格的な人口減少社会の到来がデータの上からも裏付けられる格好とり、
厚生労働省は、人口の高齢化で今後も毎年、自然減の拡大が続くと予測しているようです。
また、厚労省によると、平成23年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供の平均数の推計値)は前年(1・39)と同程度となる見通しのようです。
このようにハッキリとした「人口減少化」というような発表を受け、
まずは、そのような環境を踏まえたビジネスモデル、そのような環境でも売れるしくみを構築していく必要性と、
そもそも、合計特殊出生率を上げるような社会の仕組み、つまるところ我々の考えるワークライフバランス社会の実現を目指していきたいと、年の初めに肝に銘じた次第です。