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2011年を振り返って

平素はお世話になります。

経営相談、社員教育・研修、FP相談等  ヒューマネコンサルティング株式会社 代表の阿部です。

 

いよいよ今年も本日をもって暮れようとしています。

本当に色々なことがあった年だと思います。

3月11日を、そしてその後におきたことを忘れてはならないのだと思います。

 

季節柄、「2011年を総括し、2012年を展望する」といったセミナーや講演のご依頼があります。

下記に列記した月ごとの出来事は、その際に使用する「2011年を振り返って」と言う部分で使う資料の一部です。

ここに取り上げた出来事は、特に基準もありませんし、

あくまで、個人的見解と記憶を元に列記したもの故、あいまいな部分もありますので、ご参考程度にして頂けたらと思います。

1月  「改正商品取引所法」の完全施行

     ラオス証券取引所取引開始

    ジャスミン革命

    オーストラリア、ブラジル洪水

2月  任天堂、3D携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」発売

    欧州ストレステスト開始

    エジプト騒乱

3月  東日本大震災

    福島第一原発事故

    九州新幹線博多~新八代間開業

    高島屋大阪店全面改装オープン

    東証マザーズの上場規則を変更

4月  福島第一原発事故レベル7評価

    住生活グループがLIXILに

    パナソニックが三洋電機とパナソニック電工を完全子会社化

    東京ディズニーランド・シーの入場料値上げ

    統一地方選挙

5月  JR大阪駅前に「JR大阪三越伊勢丹」開業

    浜岡原発停止

    アイスランド火山噴火

6月  FRBの国債6000億ドル買い取り期限到来

    国際会計基準と日本基準の共通化期限

    個人向け国債金利決定方式見直し

    チリ火山噴火

7月  「米トレーサビリティー法」完全施行

    アナログテレビ放送終了。デジタル化に完全移行

    なでしこジャパンW杯優勝

    中国高速列車事故

8月   金融庁がFX取引の証拠金倍率の上限を25倍に引き下げ

     群馬県・埼玉県知事選挙

    リビア政権崩壊

    米国債格下げ

    イギリス暴動

    管政権退陣

9月   野田政権発足

    東京で世界建築会会議開催

    台風12号紀伊半島上陸

10月   タイ大洪水

    スティーブジョブズ氏死去

    ウォール街デモ

      ECBトリシェ総裁任期終了

11月   ISOが「カーボンフットプリント」の国際規格策定

      G20開催

    大阪W選挙

    TPP協議参加表明

12月  金正日総書記死去

             日経平均株価、年間約17.3%下落

    NYダウ平均、年間約5.5%上昇

 

こうやって書き出したらきりがありません。

それ程、本当に様々なことがあったと思います。

 

いずれにしても我々は、迎える新しい年において、

世界経済、日本経済、企業経営、そして我々の生活に関しても、

しっかりとした展開が望める明るい年になることを、心より願いたいと思います。

 

今年一年、何かと有難うございました。

来年も宜しくお願い致します。

皆様、良いお年をお迎え下さいますよう申し上げます。

 

金価格の見通し

平素はお世話になります。

経営相談、社員教育・研修、FP相談等  ヒューマネコンサルティング株式会社 代表の阿部です。

 

昨日、29日に実施されたイタリアの中長期国債入札では、発行額合計が目標上限85億ユーロに対して入札が70.2億ユーロにとどまりました。

これを受けて、

欧州債務危機の継続を懸念 ⇒ ユーロ安 ⇒ 対ユーロのドル上昇 ⇒ 強いドルに弱い「金」のイメージ

と言ったような流れから、金価格は一時、1526ドル台まで下落しました。

さて、よく聞かれる今後の「金価格の見通し」ですが・・

 

今年は夏に一時1トロイオンス=1900ドル台をつけました。

これは、欧州債務問題の深刻化や米国債の格下げなどの材料から、

ドルやユーロへの信用不安が高まり、逃避先として「金」にマネーが集まった事等が要因だと思います。

ということは、今後も欧米の信用不安が続くかどうかと言うことは、当面の金価格見通しの重要ファクターだと思います。

よって、基本的・一般的には、欧米の信用不安の台頭 ⇒ 逃避先として「金」買い

                    信用不安の後退 ⇒ 利息を生まない「金」売り、ドルやユーロ買い

と言う方程式を覚えておいてよいかと・・

しかし、重要な事はその一方で、

例えばギリシャで債務不履行が発生するなど、リーマンショックを上回るような大きな危機が発生すれば、

「逃避先」「安全資産」など言われる金までもが大きく下落する可能性もあるということです。

 

ただし、新興国が外貨準備として年間500トン前後の金を購入しており、これなどは潜在的な下値を支える要因にはなると思いますので、

来年も、ことにつけ、「金」をはじめとする「コモディティ」には注目が集まるのではないかと考えています。

投資用金貨販売急増とコモディティ価格の見通し

 平素はお世話になります。

経営相談、社員教育・研修、FP相談等  ヒューマネコンサルティング株式会社 代表の阿部です。

 

今年は、秋口に拙著『コモディティ投資入門』を出版させて頂きました。

 

あえて、今一度、「コモディティ」の意味ですが・・

一般的に「商品」のことを差し、

具体的には、

原油やガスなどのエネルギー系、

金・銀・プラチナなどの貴金属系、

銅・アルミといった非鉄金属系

小麦・大豆・とうもろこし・砂糖などの穀物・食糧系

などのことを言います。

 

こうした実物資産に対して投資をすることを「コモディティ投資」と呼んだり、

こうしたものに投資をしている投資信託を「コモディティファンド」と呼んだりします。

 

そして、投資商品としての特徴としては、

(本当は、是非拙著をお読みいただきたいのですが。笑)、

◇株や債券市場などと比べて、一般的に取引額が小さいため、価格が大きくブレることがある。

◇需給関係や投機的マネーによって価格が動くことがある。

◇基本的に利息や、分配金と言うものはない。

◇分散投資の効果やインフレ時の資産目減りのカバーが期待できる

などがあります。


ただし、コモディティ投資といいますと、個人投資家にとって、従来は先物やオプション取引位しか市場参加する方法はなく、「縁遠いもの」といった認識があったと思います。

これでは、いくら「インフレリスクへの備えの必要性がある」といっても、

なかなか、個人が行動に起こすことは難しい問題でした。

 

しかし、最近では小額でも取引可能な「ETF」などと言ったコモディティへ気軽に投資しやすいものが存在しており、個人投資家にも身近な存在となりつつあります。

このことは、筆者がFPとしてこの本を書こうと思った大きなきっかけの一つです。

 

さて、そのよう中、

12月29日本日の新聞に、

『日経商品指数42種の12月末値が2年ぶりに前年割れ』

『投資用金貨、値ごろ感から販売急増』

の記事。

どちらの記事からも、最近のコモディティ全般の価格下落、調整ムードが見て取れると思います。

 

そこで今後の見通しをよく聞かれるのですが、

(勿論、各コモディティによって、論点は変わりますが、)全体的なポイントを極々簡単に言えば、

◇今後インフレリスクが台頭してくるか?

◇欧米の信用不安による金融緩和等により、投機的マネーが再燃、再流入してくるか?

と言った辺りかと考えています。

 

引き続き、コモディティ価格も含めた、世界情勢に要注目です。


「投資信託」失速?

平素はお世話になります。

経営相談、社員教育・研修、FP相談等  ヒューマネコンサルティング株式会社 代表の阿部です。

 

昨日、冬のボーナスの使い道の話を書きましたが、

では、資産運用の一手法である「投資信託」はどうでしょうか?

 

このほど、投資信託協会が発表した2011年11月の「投資信託概況」によりますと、

株式投信」の投資家の新規購入額は1兆4032億円(前月比542億円増)の一方、

解約額は1兆6585億円(同2250億円増)、償還額は184億 円でした。
この結果、新規購入額から解約・償還を差し引いた資金流出入額は2737億円の流出超になり、

10月の997億円に続く2カ月連続の流出超となりました。

1カ月の資金流出額としては、リーマン・ショック直後の2008年10月の3627億円以来となる高水準となった模様です。

 

この流出超の要因として、
〇欧州債務危機の影響などで投信を構成する株式の価格低迷

〇比較的安定をのぞめる債券型やその他への資金シフト

〇様子見ムードで新規購入額が減っている

〇パフォーマンス悪化を嫌気した投資家の解約増加

〇「通貨選択型」と呼ばれる比較的リスクの高い投信について、規制を強化する動き

などが考えられると思います。

今年の株式投信は東日本大震災直後の4月に766億円の流出超となったものの5月に9208億円、6月に7295億円の流入となっていました。

しかし夏場以降の世界連鎖株安により、9月に資金流入額が前月比95% 減の369億円に急減した後、

既述のように10、11月の2カ月連続資金流出となりました。

 

とはいえ、まだ短期間での傾向故に、本当に「失速」なのか?

世界的な金融緩和、カネ余り状況という背景の裏で、今後のマーケット動向によってはその流れも大きく変わってくると思います。

 

来春、某メーカー様のSE向けに「金融機関の最新状況とビジネスモデル」等について、

講義させて頂く関係からも、注意深く、見守りたいと思います。

「坂の上の雲」に学ぶ

 

平素はお世話になります。

経営相談、社員教育・研修、FP相談等  ヒューマネコンサルティング株式会社 代表の阿部です。

 

昨日の「坂の上の雲」最終回をご覧になったでしょうか?


以前にもブログで取り上げたことがありました。

http://ameblo.jp/humane-c/entry-11104655438.html



明治という大きな時代の変化をしっかりと踏まえ、手探りながらも、大きな志をもって主人公達が前向きに歩んでいく・・・

「我々がその姿を現代に重ね合わせ、そして学ぶものが多いと感じているから」共感を呼ぶのでは・・などと書かさせて頂きました。


最終回では、日本の連合艦隊が、世界の海軍戦術の常識を打ち破る異様な陣形をとり、本木雅弘演ずる秋山真之が水軍の戦術案からあみだした、艦隊を敵前でターンさせるという捨て身の戦法をとります。


そして、渡哲也演ずる東郷は、「まず敵の将船を破る」という真之の戦術原則のとおりに艦隊を運用し、三笠の砲弾が目標である敵の旗艦「スワロフ」に命中します。


2日間にわたる七段構えの攻撃を受けたロシア艦隊は、主力艦をことごとく撃沈、自沈、捕獲され、ついに白旗を掲げて降伏。

連合艦隊は、奇跡といわれた歴史的勝利を収めるのでした・・


正に、リーダーシップや意思決定、決断力、人間学、行動力・・などビジネスの参考になることがこの物語の随所に描かれていると思いました。

是非、一度自社や自分のビジネスに照らし合わせてみると良いかもしれません。


弊社自身も、また関与先企業様に対しても、、この物語から、現代のすさまじい変革期においても、流されず、そして対応して行けるようにあるべきことを学びたいと思います。

ただ個人的には、いずれにしても、石原さとみの演技がとても良かったと思うのは私だけでしょうか?・・



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