現金から「モノ」へ!?
2011年11月13日
平素はお世話になります。
経営相談、社員教育・研修、FP相談等 ヒューマネコンサルティング株式会社 代表の阿部です。
昨日はビジネスとマネー運用におけるヒントを!ということで、
千葉県市川でセミナーを開催させて頂きました。
とても日和の良い秋晴れの日に、お集まりいただいた本当に大勢の皆様に厚く感謝申し上げます。
有難うございました。
さて、本日の日経朝刊に「節約疲れ・所得二極化映す」の記事。
大丸と松坂屋を傘下に持つ、Jフロントリテイリングの奥田CEOの話が掲載されていましたが、
「最近の傾向として、時計や絵画などの高額商品が売れている」とのこと。
その理由として、
①自粛ムードの反動
②節約に疲れた
③今後何があるかわからないので、「貯蓄」から「消費」へと、人生を楽しむために使おうと考える人が出て来た
④家族のためにいいものを買う「絆消費」行動の表れ
⑤ギリシャ問題などから、資産を現金から「金」などの現物志向が強まった
などを挙げていました。
これらの理由に対して、筆者としては、どれもうなずけるようで、また反面、疑問を覚えるものもあるのですが・・
もちろん、人生を楽しむことは必要ですが、そのためにただ無計画に使っていると言う事では本末転倒ですし・・・
FPとして、ライフプラン作成、キャッシュフロー表作成等の場面において、このような消費者意識の傾向・変化についても
良くヒアリングして行きたいと思います。
ただ、「コモディティ投資入門」の著者としては、⑤の理由はそれなりにうなずけますね!